コーニックス・アーキテクツ

クリスティン・コーニックスは1955年にベルギー、リールに生まれる。アントワープ建築都市高等学校で建築を学び、1978年に修士号を取得する。1979年に建築家としてのキャリアをスタートし、自身の事務所を設立する。メインの事務所はアントワープにあるが、2004年にブリュッセルにも事務所を設けている。手がけるプロジェクトは住宅、学校、文化施設、商業施設、企業ビルから工業、インテリアの分野までに及ぶ。ある分野に特定せず、個々のプロジェクトがチャレンジである。コーニックスのチームは機能と形体、環境との間にある関係性として建築を考えている。その機能は明快に定義され、建物にはその存在意義が与えられるべきである。その形体は光と空間により解釈される。機能、形体、環境は同時に存在するものとして集約されるべきなのである。