エンリック・ルイス-ヘリ／クラウド9

エンリック・ルイス-ヘリは1968年、スペイン、フィゲラス生まれ。バルセロナ建築大学を卒業。カールスルーエ芸術メディア・テクノロジー・センターで、カタルーニャ自治政府のクルツの奨学金を得て、客員視覚芸術家として教える。1995〜2000年、ボブ・ウィルソンと、舞台美術家として、ザルツブルクのフェスティヴァル・ホールの「ダントンの死」、ハンブルクのタリア・シアターの「タイム・ロッカー」において協働する。1997年以来、クラウド9を主宰。彼の創作は、「実験」で支えられている。その活動は、シアター・プロジェクト、書割、つかの間の建築、展示などと多岐に渡る。そうした中で、空間と社会、虚構から現実と、コミュニケーションの新しいかたちを模索し実験している。