フューチュア・システムズ

ヤン・カプリキは1937年にプラハに生まれ、プラハ応用芸術建築学校で建築を学ぶ。フューチュア・システムズは1979年にヤン・カプリキとデイヴィッド・ニクソンが協働で設立。その後10年で、2人は建築家やエンジニアたちに影響を与えた 先鋭的な数々のプロジェクトによって確たる業績を築き上げてきた。1989年に、アマンダ・レヴェテがパートナーとして加わる。彼女はロンドンのAAスクールで建築を学び、リチャード・ロジャース事務所などで勤務した経験をもつ。実現した建物には、ハウアー・キング邸、ドックランズの浮き橋や1999年にスターリング賞を受賞したロンドンのナットウェスト・メディア・センター（『a+u』99：07）などがあり、賞も多数受賞。代表作であるセルフリッジズ百貨店バーミンガム店（『a+u』03：09）は2003年にオープンした。また、芸術家であるアニッシュ・カープアと協働のナポリの地下鉄駅がある。