Architecture and Urbanism
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杉本博司

1948年東京生まれ。立教大学経済学部卒業。世界各地を放浪後、1970年にロサンゼルスに渡り、アート・センター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学ぶ。1974年にニューヨークに拠点を移し、写真のほかにも様々な現代美術の活動を開始。1975年に自然史博物館のジオラマを撮影した「ジオラマ」シリーズ、1978年には映画のスクリーンを長時間露光によって白く凝縮した「劇場」シリーズを発表。世界的な注目を浴びる。1980年にとり組み始めた世界中の海を同一構図で撮影した「海景」シリーズは、ミニマル・アートとしても高い評価を得る。明快なコンセプトと構成力、卓越した技術による美しい写真は、世界中の美術館で収蔵されている。最近では写真作品以外にも活動分野を広げ、直島家プロジェクトで「護王神社」再建を手がける。2002年竣工。 2001年ハッセルブラッド国際写真賞受賞。


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掲載月号
2005-11