マリオ・ボッタ

1943年4月1日、ティチーノのメンドリシオに生まれる。ルガーノのカルローニ・アンド・カーメニッシュ設計事務所で実習見習いをした後、まずミラノの美術学校で、続いてヴェニスの建築大学で学ぶ。カルロ・スカルパとジュゼッペ・マッツァリオールに指導を仰ぎ、1969年に建築家の資格を取得、1970 年より建築家としての独自の活動を始める。彼の作品は国際的な評価と数々の重要な賞（たとえば、サンフランシスコ近代美術館ではAIA優秀デザイン賞を受賞）を獲得し、また数多くの展覧会でも公開されている。近作には韓国、ソウルの教保タワー（2003年）、インド、ニューデリーとハイデラバードの Tate-CS社オフィス・ビル（2002年／2003年）、スイス、コロニーのボードマー財団博物館（2003年）、イタリア、セリアーテの教会とベルガモの公立図書館（2004年）がある。