ニコラス・グリムショウ
1980年にニコラス・グリムショウ・アンド・パートナーズを設立。精密な技術にもとづいて設計された理性的な建物によって早くから評判を勝ち得る。1992年のセヴィリア万博で賞を受賞した英国パヴィリオンは、サステイナブルなデザインにたいするグリムショウの先見性を証明した。さらに1994年、グリムショウはロンドンの国際トリエンナーレにおけるウォータールー・ステーションにおいて賞賛を浴びる。これにより、年間英国建築賞とミース・ファン・デル・ローエ・パヴィリオン賞を受賞した。さらに近年では、都市や文化、芸術にかかわる作品として、世界遺産の街バースにある温泉街の修復(2006年)、スペインではカイシャ・ガリシア芸術施設(2006年)などを手がけている。 |