表紙 新建築2004年11月別冊 
戸田建設
建築設計統轄部

コミュニケートするデザイン



A4 ワイド判(297×226mm)
本文226 頁
定価3,800 円(本体3,619円)
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私たちは、この「コミュニケートするデザイン」を活動の基本姿勢としてとらえ、建築のライフサイクルに対する全プロセスをターゲットにものづくりを行っている。そして、そのプロセスにおいて現在存在しえるさまざまな知恵とノウハウを取り入れることで、時代に要求される最適な質を建築や都市のなかにつくり込むことこそが、私たちゼネコンそして設計者の社会的使命と考える。このような活動を継続的また自己更新的に進め、社会的に貢献していくことが私たちの存在価値であろう。

戸田建設建築設計統轄部の力強さは、ゼネコンの統合力や技術力を基盤とした組織を構成する人間の力強さにほかならない。
私たちが、この『新建築』別冊で訴求したかったことは、何よりも戸田建設設計部という設計者集団の今の姿と未来への可能性を、設計者という人を軸にその思想と姿勢を語り、戸田社内関係部門および施主や利用者とのやり取りや建築づくりのプロセスを明らかにすることで、伝えることである。
(本文より)

contents

次世代のすまいのために
戸田建設集合住宅の歴史
超高層集合住宅の系譜
居住性のための技術
環境との対話
設計施工の組織力
コラボレーション
ランドスケープ
住戸のプランニング
集住のコミュニティ
街並みのなかのデザイン

癒しからセルフケアへ
健康をデザインする時代へ
地域医療のネットワーク
どこにもない病院をつくる
病室を考える
待合空間と廊下
色彩・サイン・アート
選ばれる病院づくり
病院設計のプロセス
手術室の最前線
病院のIT
まちの診療所
高齢期の住まいを考える

校舎から学ぶ場へ
学校のコミュニケーションスペース
学習環境を開く
学校のアイデンティティ
教育現場のIT
自然にやさしい学校
学校の安全

カスタマイズする建築
スケールと建築
旧市街地の再生
都市再生手法
商業施設の街づくり
テーマ特化型商業施設
大規模商業施設
カスタマイズするオフィス
匠・巧
保存・再生
先端技術を支える
大空間物語
環境オーガナイザー

アーカイブス
築設計統轄部の組織
建築設計統轄部2004
桜橋スタジオ
青山フォーラム
戸田建設123年の歩みと建築設計統轄部
作品年表
私の思うこと
コンペの軌跡
データシート
編集後記

 
Works-01
ミラマーレ
アイデム武蔵野ビル
キャナルワーフタワーズ
中村電気ビル
浅井病院
Works-02
玉田学園
ナカタ・マックコーポレーション本社ビル
日本橋ゆかりビル
おかだいらゴルフリンクスクラブハウス
Works-03
ORE名古屋伏見ビル
森の台ネーブルランド
茗渓会館・茗渓ビルディング
聖マリアンナ医科大学聖堂
カゴメ北海道支店
大阪繊維学園生徒会館
資生堂札幌ビル
Works-04
リーフみなとみらい
津山中央健康管理センター
渋谷教育学園
池貝本社ビル
Wコンフォートタワーズ
東海大学医学部付属病院
求道会館

建築は工業化社会の異端児である
対談:藤森照信×成瀬嘉一

MESSAGE 01
求道会館と茗渓会館に見た建築家精神
 鈴木博之
聖マリアンナ医科大学聖堂
 岡部憲明
岡山ドームをめぐる設計と技術
 斎藤公男
MESSAGE 02
ゼネコン設計部は統合者たりうるか
 中園正樹
新たなる凡庸さの価値
 内藤廣
やさしさの達成
 隈研吾
MESSAGE 03
次代を拓く戸田建設建築設計統轄部
 馬場璋造

Competition
コンペ 01
コンペ 02
アンビルトプロジェクト
アイデアコンペ

時代へのアプローチ
 戸田守道
次世代を担う建築家諸君
 成瀬嘉一
コミュニケートするデザイン
設計部内座談会 
新たなコミュニケートを考える



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