Architecture and Urbanism
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ルイス・I・カーン

ルイス・I・カーンは1901年にエストニアに生まれ、1906年に米国に移住。米国から南アジアにまで及んだ濃密な設計活動を通して、カーンは近代建築に霊感的価値と精神的価値をとり戻した。1924年にペンシルヴェニア大学建築学士号を取得し、1929〜1930年にポール・P・クレの事務所に設計者として勤務。1933〜1935年にフィラデルフィア都市計画委員会の住宅供給研究におけるチーム主任を務める。1935年に自らの設計事務所を設立し、1947〜1952年にイェール大学建築デザイン批評主任、1948〜1957年に同大学建築学科教授、1957〜1974年にペンシルヴェニア大学で教授を務める。1974年3月17日、逝去する。享年73歳。
おもな作品に、ソーク生物学研究所(1959〜1965年)、バングラディッシュ新首都ダッカの計画(1962〜1974年)、キンベル美術館(1966〜1972年)、イェール大学・英国美術研究センター(1969〜1974年)などがある。
おもな出版物に『The Notebooks and Drawings of Louis I. Kahn』(1962年)、『Louis I. Kahn: Conversations with Students』(1969年)がある。1971年米国建築家協会(AIA)ゴールド・メダル、1972年王立英国建築家協会(RIBA)ゴールド・メダルなど多数の賞を受賞。


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掲載月号
2009-02