アレハンドロ・スティコッティ

アレハンドロ・スティコッティはアルゼンチン生まれの建築家である。またブエノスアイレスのパレルモ地区にてプロダクト・デザイン・オフィス、Netを運営し、そのデザイナーとしても活動している。彼はブエノスアイレス大学で建築を学ぶ。その過程の中で家具デザイナーの専門的技量に魅了され、設計やデザインの際には常に建築とデザインの融合を試みている。
彼のデザインにおける探究は、現代の流行をとり入れることではなく、その感性は1940〜1950年代におけるクラシック・モダン・スタイルや北欧の合理的なデザインに由来する。そのディテールにこだわる姿勢は、建設の現場においてもデザインをし続けるスタイルにつながっている。