ヘニング・ラーセン

ヘニング・ラーセンは1925年生まれ。1950年にコペンハーゲンの王立美術アカデミーを卒業して建築家となる。1951〜1952年にロンドンの AA、1952年にボストンのMIT建築学部に学ぶ。1959年、ヘニング・ラーセンズ・テグネスチュ（HLT）を開設。当初から今日までデンマーク内外の設計競技や大きなプロジェクト建設に先頭に立って邁進。設計競技や様々な建築についての体験がHLTの発展の基盤を築いた。1967年にノルウェーのトロンハイム大学の建築学部の教授、1968〜1995年、王立美術アカデミーの建築の教授を務め、1985年には建築雑誌『スカラ』を創刊。2003年には、北欧に2002年に完成した最も優れた建築に与えられる、「ネピックス2003」を受賞した。