「公立はこだて未来大学」の研究棟増築計画である.25mm×90mmのフラットバーを菱形のトラス状に組んだフレームに三角形のガラスブロックをはめ込んだ壁が構造壁である.垂直荷重,地震荷重を受けもつ架構であると同時に,研究上必要な実験機器やプレゼンテーションボードを自由に取りつけることもできる.いわば,構造体でありながら実験器具を取りつける家具のような役割ももっている.


(仮称)公立はこだて未来大学大学院研究棟 (2002- )
所在地 北海道函館市
主要用途 大学
敷地面積 166,403.77m2
建築面積 3,187.38m2
延床面積 4,400m2
構造 鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造
規模 地上2階
最高高 9,250mm
設計 山本理顕設計工場
構造設計 佐藤淳構造設計事務所
設備設計 総合設備計画
竣工予定 2005年1月


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