この集合住宅は,アムステルダム市ゾイド駅周辺の開発計画のひとつである.ヨーロッパ,アメリカ,日本から建築家が招かれ,駅南側のガーシュイン地区に,延床面積約71,700m2の住宅,オフィス,商業施設が計画された.私たちが担当したのは,身体障害者のための住宅を含む129戸の公営の賃貸集合住宅である. アムステルダムの公営賃貸住宅は,スケルトンの状態で供給され,借主が内装やキッチンなどの設備の取りつけを行うことが一般的である.そこで私たちはオランダでもっとも一般的に行われている工法を採用した.コンクリート薄肉の壁と床による7.5mスパンのトンネル状の構造システムである.このスパンを半分に分け,片方をSOHO,リビングルームなどとして使う「フリーエリア」,もう一方をキッチン,浴室,寝室などの「サービスエリア」とする,さまざまな用途の可能性をもつプランを提案した. |
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アムステルダムの集合住宅 (2003- ) 所在地 アムステルダム,オランダ 主要用途 集合住宅 敷地面積 2,430m2 建築面積 1,730m2 延床面積 10,854m2 構造 鉄筋コンクリート造 規模 地下2階 地上9階 最高高 30,000mm 設計 山本理顕設計工場 竣工予定 未定 次の作品へ 前の作品へ トップへ |