■作品名
太陽と雨の家
■設計者
鈴木信宏+鈴木研究室
■用途
専用住宅
■構造・構法
木造在来工法 一部鉄筋コンクリート造
■特徴
1階居間と2階寝室の南側に2層吹抜けの階段と玄関スペースを設け,冬の太陽光を存分に取り入れるように計画されている.間仕切りには障子を多用.切妻屋根に降る雨は,階段南面の出窓の上に落とし,透明ガラスの上を伝わせ,階段踊り場につくった雨池の中へと導き,視覚的に楽しめるようにしている.さらに,雨池の一部を室内にまで延ばして,内外に連続する水面とし,乾燥した室内の空気を潤すのに役立てている.池から溢れる雨水は,地下のRC水槽へ落ちる仕組み.北屋根に降る雨は大樽へと導き,北庭を潤すのに利用している.


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