■作品名
自由が丘のコートハウス
■設計者
村田靖夫建築研究室
■用途
専用住宅
■構造・構法
木造在来工法
■特徴
東南の角地に位置する平屋建ての住宅.中庭を中心とするコの字型のプランで,広がりのある東側の道路に対して中庭を開き,南側に前庭のある個室,西側に納戸と水回り,北側に居間・食堂を配している.居間・食堂は天井を高くして,そのままの高さで軒を深く外に伸ばし,その下にはゆったりとしたデッキの空間を設置.このカバードデッキは冬は日溜まり,夏は夕涼み,季節のよいときは家具をもち出して食事やお茶と生活の場面で大活躍する.東側道路沿いの古い大谷石の擁壁を残すため,建物はセットバックして建てられ,その間には植栽が施されている.

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