■作品名
廂の家
■設計者
東京工業大学八木幸二研究室
■用途
専用住宅(主屋の建て替え)
■構造・構法
鉄骨造
■特徴
東側のアプローチ庭と西側の庭園に視覚的に連続させるため,既存離れとヴォリューム的に連続させた2階建ての母屋に小部屋と主動線をまとめ,南側に下屋として深い廂を出し,軒先で隣地からの視線を避けながら三方庭に囲まれた,大きなガラスの箱の居間・食堂を設置.スラブプレートそのものを屋根架構とすることにより,軽やかな薄い屋根を実現している.西日対策としては,西側に外部サンルームを設けて軒先にステンレスの簾を常設.上部の三角窓は熱線反射ガラスにして夕焼け空を楽しめるようにしている.主屋の屋根には太陽光発電パネル.1階には蓄熱式の電気床暖房.


次の作品へ
前の作品へ
トップへ