■作品名
慈眼寺のコートハウス
■設計者
中原祐二建築設計事務所
■用途
専用住宅
■構造・構法
鉄骨造
■特徴
12.7×10.8mの単純な箱のコートハウス.平面は,コートを中心にリビング・ダイニング・寝室等の居室部分と浴室・洗面等のサニタリー部分,ふたつをつなぐ移動部分とで構成されている.この単純な箱に,道路面より2mの高さに水平に1mのスリットをコの字に設け,内,外共に視覚的な遠近感を形成.また,居住部分の基礎を0.8mほど上げ,サニタリー部分の高さを下げることで,視線をづらし,向かい合っているふたつの空間を断面として独立したものにしている.居住空間は,キッチン,クローク,洗面からなるバックヤードという直線的なサービスを設けることにより十分な収納と機能をもたらしている.

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