撮影/松岡満男


■作品名
阿賀の家
■設計者
岩本秀三設計事務所
■用途
専用住宅
■構造・構法
鉄筋コンクリート造
■特徴

間口10m,奥行28mという明確な方向性をもつ敷地に,2層分の高さをもつボックスが置かれ,間口を三分割するように同じ方向性をもった空間を内包させた構成としている.道路から車庫を抜けて,そのままデッキ仕上げの中庭まで続く空間は,街並みとの連続性という意味をもっている.1階はホール・居間・食堂・中庭と,子供たちの遊び場が回遊できる連続空間となっていて,2階は主寝室や子供室など,個としての室を配置している.それらは相互に独立性を保ちながら,ヴォイドな中庭空間を挟み,ガラス越しに連続している.



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