■作品名 格子の家
■用途 専用住宅
■設計者 富永哲史/富永哲史建築設計室
■構造・構法 木造
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(撮影:鈴木研一)
■特徴 横につながる2世帯住宅で,子世帯は,平面,立面共に4間(7,280mm)角のシンプルなキューブを設定.キューブフレームはツーバイ材(2″×12″)の910モジュールの縦横格子とし,外皮で覆うことで建築自身を家具化,空間を立体ヴォリュームで構成し,各部屋にレベル差を設けている.対照的に親世帯は,ヴォリュームを水平ベクトルに置き換えリニアな空間としている.子供スペースをもっとも親世帯に近い位置に設け,多目的スペースを介して親世帯にアクセスできるよう配置することで,世帯間の距離感をバランス良く保っている.