表紙

新建築住宅特集2004年12月別冊

木造住宅が変わる
SE構法の可能性



A4 変型判
本文144 頁
定価1,800 円(本体1,714円)
品切

「SE構法」は,阪神・淡路大震災での木造建築の被害を憂慮した構造家の播繁氏の提案に端を発し,集成材と接合金物を使用した「木骨構造」として開発されました.
株式会社エヌ・シー・エヌが,部材の供給から構造計算までを一括して行っており,現在では年間1,000棟を超える施工実績があります.
1998年に7人の建築家が参加して行われたSE構法の新しい提案「SELL HOUSE展」以降,設計自由度の高いこの構法は多くの建築家に採用され,数々の作品が生み出されてきました.この特集号では,さまざまな角度からこの 構法を掘り下げることで,関心の高い設計者の方々の参考になればと考えております.



contents

鼎談
「SE構法の可能性」 播繁×古谷誠章×田鎖郁男
インタビュー
「内田祥哉氏に聞く──木造構法の在り方」
論文
「箱の家シリーズとSE構法」 難波和彦
論文
「今,木骨住宅がおもしろい」 播繁
レポート
「SE構法見聞録──東小岩の家」 趙海光
インテリアの提案
「tsubobeya project」 小泉誠 文:長町美和子
プロジェクト
「FREE ROOMED HOUSE」 内海智行
記事
「SE構法解説」 伊東洋路
SE構法登録施工店一覧
プロフィル

作品
深沢の家
元倉眞琴+スタジオ建築計画
チュウクウ
城戸崎和佐建築設計事務所
東小岩の家
田辺芳生/PRIME
Musée 南洲
中村好文
高柳の家
竹原 義二/無有建築工房
末広の家
戸田輝彦/アーキテック
箱の家33[佐藤邸]
難波和彦+界工作舎
箱の家34[中村邸]
難波和彦+界工作舎
箱の家49[T邸]
難波和彦+界工作舎
ヨール・ハウス二世
松原忠策
M ・RESIDENCE
鈴木エドワード建築設計事務所
パラレル住居・オークヒルズ建売計画
横河健/横河設計工房
武蔵市立0123はらっぱ
横河健/横河設計工房
蓼科のチャペル
宮島淳之/東急不動産+植田崇郎・植田治美/植田建築計画事務所
吹田市立千里山・佐井寺図書館
INA新建築研究所