本書は、2004年秋にドイツ・ミュンヘンにて行われた「Kazunari Sakamoto, HäuserーPoetik im Alltäglichen」展カタログの日本語版として、2008年秋に行われた「坂本一成 建築展『日常の詩学』」(@東京工業大学百年記念館1階展示室)に合わせて刊行いたしました。
2004年のカタログに加えて、今回新たに新作のページを追加し、建築家・坂本一成さんが1969年から2008年までに設計した作品を紹介します。1作品ごとに写真・図面・解説文を収録する形式で16の作品を掲載、また坂本さんの作品をめぐる多木浩二、トーマス・ダニエル、上原雄史各氏の論文を掲載しております。
展覧会については『新建築』2008年11月号19頁に乾久美子さんによるレポートを掲載しておりますので、併せてご覧下さい。 |