第20回吉岡賞受賞者講演会
会場風景
2004年4月2日(金)リビングデザインセンターOZONEにおいて第20回吉岡賞受賞者講演会が催されました.
受賞者の米田明氏と中村勇大氏には「家づくりで考えること」と題してそれぞれ約1時間、講演を行なっていただき、会場は聴講者で満員となりました.
表彰式
米田明
(よねだ・あきら)
1959年兵庫県生まれ
1982年東京大学工学部建築学科卒業
1984年同大学大学院修士課程修了
1984〜89年竹中工務店設計部
1991年ハーバード大学大学院修了
1991年アーキテクトン設立
「BLOC」
新建築住宅特集2003年1月号掲載
中村勇大
(なかむら・いさむ)
1959年京都府生まれ
1982年近畿大学工学部建築学科卒業
1988年北村陸夫+ズーム計画工房
1990年中村勇大アトリエ設立
「此花の長床」
新建築住宅特集2003年3月号掲載
米田氏は初期の住宅作品から今回の受賞作である「BLOC」に至るまでの各作品を解説.
中村氏は今回の受賞作である「此花の長床」の設計プロセスについて語った.
吉岡賞について
吉岡賞は『新建築住宅特集』の新人賞として、住宅作品を通して建築設計の新たな展開に大きな可能性を感じさせる新人の奨励のために、その作品の設計者を表彰するもので、年1回選考が行われます.これは『新建築』誌を創刊した故・吉岡保五郎の業績を顕彰して設けられ、故人が設立した財団法人・吉岡文庫育英会の主催により開催されます.
第20回吉岡賞 審査員:岸和郎+小嶋一浩
吉岡賞発表記事掲載号
新建築住宅特集2004年3月号
審査座談会:住宅に固有の問題を超えて